オーストラリア、16歳未満のSNS禁止法案可決

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オーストラリアが16歳未満のSNS利用を禁止する法案を可決。違反企業には巨額の罰金が科される。

要約するとオーストラリアの議会上院は2023年11月28日、16歳未満の子どもがSNSを利用することを禁止する法案を可決しました。

この法案は27日に下院を通過しており、修正案が下院に戻される予定ですが、可決される見込みです。

具体的に禁止されるプラットフォームはまだ決まっていませんが、TikTok、Facebook、Snapchat、Reddit、Instagram、X(旧Twitter)などが含まれる可能性があります。

アンソニー・アルバニージー首相は、この法案により、若者はメッセージングやオンラインゲームに引き続きアクセスできるとし、YouTubeなどの健康や教育関連のサービスへのアクセスも認められると説明しています。

法案はSNS運営企業に対し、16歳未満の子どもが利用できないよう措置を講じることを義務付けており、十分な対策を講じない企業には最大4950万オーストラリアドル(約49億円)の罰金が科されることになります。

なお、未成年者やその親はこの法案に違反しても処罰されることはありません。

未成年のSNS利用を規制する法案が可決されるのは今回が初めてではなく、フランスでは2023年に15歳未満の子どもが親の同意なしにSNSにアクセスすることを禁止する法律が導入されています。

英BBCの調査によると、対象者の約半数がVPNを利用して禁止を回避していることが明らかになっています。

アルバニージー首相は「一部の子どもたちは回避策を見つけるだろうが、われわれは企業に行動を改善するようメッセージを送っている」と述べています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d944bb99db1e5a5f3b44cf677c463352b4a09404

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