岸博幸氏が厚労省の国民年金底上げ案を批判。財源を厚生年金から捻出することに懸念を示し、制度の持続可能性を問う声が高まっている。
彼は自身のSNSを通じて、25日に開催された第21回社会保障審議会年金部会での議論に言及。
会議では、全ての人が受け取る基礎年金の水準を引き上げることや在職老齢年金制度の見直しが議題に上がり、基礎年金を底上げするための案が示された。
重要なのは、この財源を厚生年金の積み立て金から捻出するという点だ。
厚生年金に加入している会社員からは、これに対する厳しい意見が寄せられている。
岸氏は「基礎年金3割底上げ、厚労省が提示 厚生年金の財源活用」と題された記事を引用し、「国民年金の赤字を厚生年金で穴埋めすることを堂々と宣言した」と指摘。
さらに、彼はこれまでこっそり行われていた財源の流用が、より明白に行われることを懸念し、「取りやすいところから取るだけのその場凌ぎはいい加減止めろ」とも訴えた。
岸氏の発言は、年金制度の持続可能性や公平性に対する深刻な疑問を投げかけており、今後の議論に影響を与える可能性がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8bb0e4381a571fdd08b28dea92d04782b854d550
岸博幸氏が批判した厚労省の国民年金底上げ案についてのコメントは、年金制度の不公平感や破綻の危機を訴える内容が多かったです。
多くの意見は、厚生年金から国民年金への資金移動に対する懸念を強調し、特に厚生年金に加入している人々が自分たちの保険料が他の年金制度に使われることに対して不満を持っていました。
国民年金の支給額が生活に必要な金額に達していないことも指摘され、基礎年金を引き上げるためには、まず保険料を上げるべきだとの意見もありました。
また、納付率の向上や制度の見直しが必要だという声も多く、特に自営業者や免除者に対する徴収の努力が求められていました。
さらに、税金や社会保険料に対する政府の姿勢についても疑問を呈する意見があり、国民が納得できるような透明性のある運用が求められていました。
このように、年金制度に対する批判や提案が多く寄せられ、制度改革の必要性が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
国民年金の保険料が一律であるのもおかしい。
老齢基礎年金だけでは普通に生活できないことが明らかだった。
厚生年金の積立金に余裕があるなら、掛け金を下げるべきだ。
年金制度はもはや破綻していると感じていた。
厚生年金から国民年金への流用は詐欺に等しいと思われていた。