この記事は、2013年の乗り心地に関する考察を再録し、EVの影響や国産車の評価を探ります。特にロールスロイスやベントレーの優れた乗り心地が強調されています。
乗り心地の評価には多くの要素があり、広義には振動や騒音、採光、換気、温度、湿度、座り心地などが含まれます。
狭義には、走行中のドライバーや乗客が受ける慣性力や遠心力、重力といった身体的快適さが重要です。
特に振動が主な評価基準となり、車両の可動パーツや回転パーツが発生させる振動が、車体にどのように伝わるかがポイントです。
自動車評論家の国沢光宏は、乗り心地が最も優れている車としてロールスロイス・ファントムを挙げ、その驚異的な快適さを称賛しました。
続いてベントレー・フライングスパーも高評価を得ています。
国産車では、VWゴルフVIIが249万円という価格帯で優れた乗り心地を提供するとし、前期型のリーフもその候補に挙げましたが、後期型では乗り心地が若干劣化したと指摘しています。
国産車の中では、レクサスGS、プレマシー、スイフトRSがバランスの良い乗り心地を示し、特にスイフトRSは軽量性からくる快適さが評価されています。
結局、国産車が乗り心地を向上させるには、より質の高いショックアブソーバやダンパーの使用が不可欠であるとの結論に達しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cabdd3a9d23646cb7540bd0db9d7ff5e7d4d9742
コメントでは、EVの乗り心地の向上に関する議論が展開され、特に日産リーフの初代中期型についての体験が共有された。
リーフは静粛性や低振動に優れているものの、運転の安定性やショックの吸収性では、以前乗っていたティアナ230JMの方が良かったとの意見があった。
さらに、初代リーフよりも進化した第二世代のリーフも存在するが、他メーカーのEVに置いて行かれそうな懸念が示された。
トヨタのEVが技術的に優れているとの見解もあり、過去のスカイフック理論やダンパーコントロール技術についても言及され、乗り心地の向上に寄与している可能性があると考えられた。
また、EVの普及については、メーカーやメディア、政府の影響が強いとしつつも、今後の水素インフラ整備後に期待が寄せられる意見もあった。
最後に、スイフトに関するコメントでは、運転の楽しさはあるものの、乗り心地に関しては振動やロードノイズが気になるとの指摘があった。
全体的に、EVの乗り心地に対する期待と懸念が入り混じった内容となっていた。