韓国大統領室は、野党「共に民主党」による監査院長と検事長の弾劾推進を批判。憲法秩序を傷つける行為と警告し、司法制度の独立性を守る必要性を訴えた。
要約すると韓国大統領室の報道官チョン・ヘジョンは、最大野党「共に民主党」が監査院長の崔載海（チェ・ジェヘ）氏とソウル中央地検の李昌洙（イ・チャンス）検事長の弾劾を推進していることについて強い批判を表明した。
チョン氏は、監査院の憲法的機能を損なうことは国民に悪影響を及ぼすと警告し、これは憲政史上初めての事例であり、憲法秩序の根幹を傷つけるものだと述べた。
また、検事長の弾劾については、野党が期待する捜査結果が得られなかったための報復的な行動であると指摘し、司法制度を無力化する意図があると非難した。
共に民主党は、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の妻である金建希（キム・ゴンヒ）氏が関与する輸入車ディーラーの株価操作事件において、検察が不起訴処分を下したことに反発し、検事の弾劾を進める方針を示している。
チョン氏は、野党を守るための弾劾が続けば、一般国民の事件の捜査にも支障が出ると警告し、司法の独立性と公正性を守る重要性を強調した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cb5bdc5ecc023effcb47d12e499c8adba19934f4