未来印は、岩井プレスが製作した精密加工技術を用いた新しい印鑑で、ダイヤルを回すことで文字が浮かび上がる仕組みを持っています。最大6文字まで対応し、全長約6.8cm、価格は165,000円です。
この印鑑は、一見すると金属製の円筒形をしており、印面は平らで文字が見えないため、使用方法に疑問を抱く人も多いでしょう。
しかし、後部にあるダイヤルを回すことで、内筒が沈み込み、印面に文字が浮かび上がる仕組みになっています。
この技術は、精密な削り出しによって実現されており、中筒と内筒の隙間はわずか0.0002mmという驚異的な精度を誇ります。
印鑑の使用方法は、まずキャップを外し、専用の朱肉を均一に付けた後、ダイヤルを時計回りに回すことで印面に文字が現れます。
印鑑の自重を利用してしっかりと捺印でき、使用後は印面を元の状態に戻し、付属のクリーナー布で朱肉を拭き取ります。
未来印は最大6文字まで注文可能で、全長約6.8cm、直径約1.9cmというサイズで、重さは約138.5gです。
素材はステンレスで、印面にはオニキスが使用されています。
また、印鑑ケースは洋革と真鍮製で、専用の桐箱に収納されて届けられます。
価格は165,000円で、受注生産のため、注文からお届けまで約30日かかります。
文字のデザインデータはUSBに保存されており、電子印鑑としても利用可能です。
このように、未来印は日本のものづくりの水準の高さを示す一品であり、精密加工の極みを体現しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/00bcd90fc7d117801b5b7823e970c08ac4cf54c0
コメントでは「未来印」の魅力について、実際の使用感やコストに関する懸念が多く寄せられました。
特に、朱肉が中に入り込み、掃除が非常に面倒であることが指摘されていました。
掃除には針金が必要で、30分以上かかることもあり、完全にきれいにはできないため、動きが悪くなるのではないかと心配されていたようです。
また、クリーナーが汚れると、朱肉とクリーナーのセットを毎回1000円で購入しなければならない点も不満として挙げられていました。
さらに、新しいモデルがシャチハタサイズになったものの、革のケースを5000円で購入しなければならないことが、商売の胡散臭さを感じさせるとの意見もありました。
全体として、実用印としての信頼性や利便性に不安を抱くコメントが多く、特に専用の朱肉しか使用できないことから、自治体での実印登録ができない可能性があるとの指摘もありました。
このように、コメントは「未来印」の実用性やコストに対する懸念が主な内容となっていました。
ネットコメントを一部抜粋
これ持ってるけど一回使うたびに朱肉が中まで入り込んで、フラットにするたびに中から朱肉が染み出るようになって、文字が消えなくなる。
凄いのですが朱肉やクロスが専用となると、実用印として使うには不安が出てしまいますね。
専用の朱肉しか使えないことからして、自治体で実印登録はできない可能性があるのでは……
掃除には針金が必須で掃除に30分くらいかかる。
高い壺。