王将リーグが決着し、永瀬拓矢九段がプレーオフで西田拓也五段を下しました。これにより藤井聡太七冠との初の2日制対局が決まりました。
王将リーグは棋界でも特に過酷なリーグであり、定員はわずか7人、降級者は3人という厳しい条件が特徴です。
今回のリーグには、昨年の挑戦者である菅井竜也八段、羽生善治九段、永瀬拓矢九段、近藤誠也七段、広瀬章人九段、佐々木勇気八段、西田拓也五段といった実力者たちが揃っており、各棋士の実力が問われる場となりました。
特に注目すべきは、近藤誠也七段が藤井聡太七冠の昇級を唯一止めた棋士であり、王将リーグにおいても一度も降級していない実力派であることです。
また、西田五段は奨励会での苦労を経て棋士となり、今期は王将戦での活躍が光りました。
リーグ戦では、永瀬九段が5勝1敗で優勝し、西田五段は最終局で広瀬九段に勝利した後、プレーオフに進出。
プレーオフでは、西田が先手で三間飛車を振り、永瀬は穴熊に囲う戦法を選びました。
試合は西田が角交換から飛車を捌くも、永瀬に手厚く馬を作られ、形勢が逆転。
結果的に永瀬が勝利を収め、西田は投了を告げました。
局後のインタビューでは、永瀬が勝勢の局面での決め手を語る一方で、西田は中盤でのミスを指摘し、勝者の気遣いを感じさせる結果となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9cebb81b9c96795d6701183b4650ba97bc4a6461
永瀬が西田に勝利し、藤井との初対局が決まったニュースに対して、多くのネットコメントが寄せられました。
コメントの中には、将棋の勝敗に関する心理的な側面や局面の変化についての考察がありました。
特に、永瀬が勝った局面での決め手や、西田が敗れた理由についての分析があり、将棋の試合における勝者と敗者の心理の違いが指摘されていました。
勝者は勝ちを逃さないように細心の注意を払う一方で、敗者は自らの敗因を振り返ることが多いという意見があり、将棋の特性を反映したコメントが多く見受けられました。
また、藤井王将に対する期待や、永瀬の結果に関する反応もあり、特に藤井ファンからは新年の挨拶をするような心境が表現されていました。
全体的に、将棋界の動向に対する関心が高く、ファン同士の意見交換が活発に行われていることが伺えました。
特に、将棋の試合が持つドラマ性や、選手たちの心理戦に対する興味が強く反映されていたと思います。
ネットコメントを一部抜粋
局後の感想で面白いのは、主催者インタビューで、どこで良くなったかを永瀬に聞くと…
佐々木さんは別にタイトルを獲得していないがタイトル戦経験者と書いた方が紛らわしくなくて良いのではないでしょうか。
夕刊フジは信用できないけどこれは事実を書いているのでいいでしょ。
新しい顔を期待したが残念でした。
2日制なら藤井王将でしょう。