トヨタのオーストラリア部門がランドクルーザー70シリーズに5速マニュアルを追加。新型は2.8リットルの4気筒ターボディーゼルエンジンと組み合わされ、発進性能や燃費向上を図った設計が特徴です。
この新しいマニュアルトランスミッションは、シングルキャブシャシーの全グレードとワゴンのワークメイト以外の全グレードで選択可能です。
新型のマニュアルパワートレインは、2.8リットルの4気筒ターボディーゼルエンジンと組み合わされており、トループキャリアのワークメイトグレードは約1166万円からの価格で販売されます。
これは、既存の6速オートマチックトランスミッションに加わる形となります。
トヨタは2023年後半にランドクルーザー70シリーズに広範囲なアップグレードを行い、新しい4気筒オートマチックパワートレインも追加する予定です。
今年初めには以前のV8ターボディーゼルマニュアルパワートレインの生産を中止していましたが、新しい2.8リットルのマニュアルパワートレインは、3200-3400rpmで最大出力150kW、2400-3000rpmで最大トルク450Nmを発生します。
マニュアルトランスミッションは、ランドクルーザー70シリーズに適したギア比と強化されたコンポーネントを採用しており、発進性能を向上させるために1速から3速のギアを短く設定し、高速巡航時の燃費向上を図るために5速を長く設計しています。
また、新しいフライホイールは12インチのクラッチに対応し、優れたクラッチスリップ抵抗を実現。
1速ギアにはトリプルシンクロナイザー機構が追加され、シフト操作の向上が図られています。
2023年後半には、耐久性重視のエンジンアップグレードが4気筒グレードに適用され、マニュアル車種にはダストシールが追加されることで、リリースベアリングへの異物侵入を防ぐ工夫が施されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/10465b69f8fa2f8cbb83122b300b97a5a5d6c4aa
トヨタ・ランドクルーザー70に5速マニュアルが追加されたことに対し、多くのファンが喜びの声を上げていました。
特に、マニュアルトランスミッション（MT）の存在が嬉しいと感じる方が多く、国内向けにMTが発表された際には即座に注文したいという意見もありました。
また、リアタイヤハウスのデザインに対する愛着や、旧モデルを所有していることへの満足感も表現されていました。
さらに、海外のギヤレシオに対する表現方法についての興味深いコメントもありました。
価格の上昇については、30年で3倍になったという指摘があり、所得の上昇がそれに追いつかないことへの懸念が示されていました。
特に時給2500円という具体的な数字が挙げられ、購入の難しさが強調されていました。
逆輸入パーツの販売を望む声や、国内導入に対する疑念も見受けられ、オーストラリアでの人気と比較して、日本での状況に対する不安も感じられました。
このように、ファンの間には嬉しい期待と共に、現実的な懸念も交錯している様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
なぜかネットでは2.8Lディーゼルターボのトルクに5MTが対応できないかのような書き込みが散見されました。
70のピックアップって、リアのタイヤハウスをわざわざ塞いでから荷台の下にタイヤを置いているこだわりが好きだよ。
高いな、30年で3倍の価格になった、所得も3倍にならなくては買えない、時給2500円。
旧70セミロング持ってるからピックアップ良きね。
MTは日本でも欲しい人は多いんじゃないかな。