新車の受注台数が好調でも、納車が進まないため街中で見かけない車種が多い。自動車メーカーは受注を強調するが、実際の販売には時間がかかる。
自動車の売れ行きは、登録台数や届け出台数を基に評価されますが、メーカーは通常、販売台数の公表を年間の販売成績や特定のカテゴリーでの順位に限定しています。
そのため、受注台数を公表することが一般的であり、特に発売から1カ月後の受注台数が強調されることが多いです。
しかし、受注が好調であっても、納車が進まなければ顧客満足度が低下し、クルマを待つユーザーが増えることになります。
売れ行きが良いことをアピールするためには、登録台数や届け出台数の公表が重要ですが、実際には生産能力がそれに追いつかないことが多いです。
たとえば、ホンダの「WR-V」は発売後1カ月で約1万3000台を受注したものの、2024年11月時点では街中であまり見かけません。
また、マツダの「CX-60」は月販計画の4倍を超える8726台を受注したものの、その後の売れ行きが低迷し、街中では少なくなっています。
日産の「サクラ」も同様で、5万台の受注があったにもかかわらず、地域によって見かける台数が異なります。
このように、受注台数の発表があっても、実際の街中での存在感が薄い車種が多く存在するという現実が浮き彫りになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bc0338ed1ecc08e807a810d56a2ddb1ede2d1ba5
コメントでは、新車の受注数が好調でも、街中に新車が見かけない理由がいくつか挙げられました。
まず、受注数はディーラーの試乗車や社用車、レンタカーなども含まれており、実際に一般消費者に販売された数とは異なることが強調されていました。
特に、初期の受注数はあまり信頼できず、納車までに時間がかかるため、新型車が街中に現れるまでには数ヶ月から1年近くかかることもあると指摘されていました。
また、スズキのフロンクスのように、受注数が目標を大きく上回るケースもあるものの、実際の流通状況には疑問が残るとの意見もありました。
さらに、興味のある車種を覚えているため、見かけないと感じることもあるという心理的な側面も言及されていました。
このように、受注数が好調であっても、実際に街で見かける新車の数には様々な要因が影響していることが理解されていました。
ネットコメントを一部抜粋
一番最初に発表される販売台数だけは個人へ販売されたというより内部調達のために数字を盛っていると思った方が良いですね。
今だと新型が発売して1年位経たないと、街中では見ないですね。
スズキと言うところ気になるところです。
実際に街中で見かけるようになるには数か月後って感じだな。
月販目標台数の○倍受注という売り文句は、売れない商品を売るためのキャッチコピー。