中上貴晶選手、オーストラリアGPでのトラブルと前向きな展望

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中上貴晶選手がMotoGPオーストラリアGPでエンジン故障や不安定なバイクに苦しむも、決勝のペースには期待を寄せる。

要約すると2023年のMotoGP第17戦オーストラリアGPがフィリップ・アイランド・サーキットで開催され、中上貴晶選手(イデミツ・ホンダLCR)が直面したトラブルについて報告されています。

このサーキットは中上選手にとって得意な場所であり、特にインドネシアGPで導入された新しい空力デバイスにより、ホンダライダー全体のパフォーマンスが向上することが期待されていました。

しかし、レース当日は天候が不安定で、金曜日の午前中のフリープラクティスは雨のため中止となり、午後のセッションでも路面状況が良くなったものの、中上選手は「喜べるフィーリングではなかった」と語っています。

再舗装された路面は期待に反してバイクが不安定で、コーナーでの旋回中にギャップを拾ってしまうため、思うように攻められない状況に苦しんでいました。

さらに、ホンダライダー全体に共通する問題として、最終コーナーでのリアのライドハイトデバイスが使用できないことが挙げられます。

このデバイスは他社のマシンでは使用可能であるのに対し、ホンダのマシンは1コーナーで解除できず、最終コーナーでの立ち上がりに影響を及ぼしています。

中上選手は「ストレートはデバイスありきで走っているし、エアロもそれで考えられている」と述べ、現状の不安定さがレースパフォーマンスに悪影響を与えていることを強調しました。

困難な状況に見舞われた中上選手ですが、決勝レースに向けてのペースには前向きな姿勢を崩していません。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a3d684564f40fc851ed8fabd4a33e9ae6984bacd

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