尹大統領がテレビ演説で非常戒厳の正当性を訴え、辞任しない意向を示した。野党は弾劾訴追案を再度提出する見込み。
彼は、民主主義の崩壊を防ぐため、野党による国会の独裁に対抗する合法的な判断であると主張し、辞任する考えはないと明言した。
尹氏は「弾劾されようが、捜査されようが、私は断固として対抗する」と述べ、「最後まで闘う」と強調した。
この演説は、彼が非常戒厳について謝罪した後のもので、彼は野党勢力を危険視し、国民と民主主義を守るために統制を確立する意義を訴えた。
さらに、尹氏は「法的および政治的な責任」を回避するつもりはないと述べ、内乱の疑いで捜査を受けていることを認めた。
尹氏を含む数人は出国禁止となっており、彼は非常戒厳の宣布が内乱行為ではないと主張している。
国会では、最大野党「共に民主党」が提出した尹氏の弾劾訴追案が採決されたが、与党「国民の力」の大多数が投票をボイコットしたため不成立となった。
しかし、野党は毎週土曜日に弾劾訴追案の採決を続ける意向を示しており、14日に再度の採決が見込まれている。
与党はこれまで尹氏を弾劾するのではなく辞任を促す考えを示していたが、韓東勲代表は尹氏が辞任する意向がないことを明らかにし、弾劾訴追案に賛成するよう同党議員に呼びかけた。
弾劾訴追案は国会議員300人の3分の2以上の賛成が必要で、可決されれば憲法裁判所が弾劾の妥当性を審理することになる。
韓国では今年の4月の総選挙で野党が大勝し、尹氏はレームダック状態に陥っている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/35def947d3ea2782b44816ce12413818d064b683
尹大統領が弾劾訴追案に対抗する姿勢を示したことに対し、コメントでは彼の政治家としての覚悟や国益を考える姿勢が評価される一方で、韓国の政界が数ヶ月間麻痺する懸念が多く寄せられました。
特に、与党代表の心変わりや、野党の行動についての批判も目立ちました。
多くのコメントが、尹大統領の決意を称賛する一方で、政治的空白が韓国にとってマイナスであることを指摘していました。
また、韓国国会の弾劾採決の繰り返しや、民主主義の維持に向けた尹大統領の努力についても言及されていました。
全体として、尹大統領の姿勢に期待を寄せつつも、韓国の政治状況の厳しさを懸念する声が多かったようです。
ネットコメントを一部抜粋
戒厳令は傍から見ればお粗末だっただろうけど、自分はそうは思わない。
尹大統領が野党の横暴ぶりを暴露し始めたのだから、成り行きを見守って。
こうなると韓国の政界は数ヶ月は麻痺するのが避けられません。
韓国の国会には“一事不再議”の原則はないのだろうか?
今まで見てきた韓国大統領とは違う印象。