ジョージアの親ロシア与党がEU加盟交渉を中断し、市民の抗議デモが全国に広がっています。大統領は市民の声を支持していますが、今後の展開が注目されています。
この決定に対して市民の反発が強まり、大規模な抗議デモが全国に広がっています。
特に、2014年のウクライナでの「マイダン革命」を彷彿とさせる状況が展開されており、治安当局は放水砲や催涙ガスを使用してデモを鎮圧しようとしています。
与党は選挙中にEU加盟を推進することを約束していましたが、なぜ突然交渉を凍結する方針を打ち出したのかは不明です。
この決定には、与党の創設者であるビジナ・イワニシビリの影響があると考えられています。
EU側は、ジョージアの議会選の投票プロセスが「自由でも公正でもなかった」と結論付け、選挙結果を無効とする決議を採択しました。
これにより、ジョージアのEU加盟交渉は打ち切られる見通しです。
市民の抗議運動は草の根レベルで広がり、国防省や外務省の官僚も抗議の声を上げています。
大統領のサロメ・ズラビシビリは市民のデモを支持し、新政権の発足を目指していますが、権限は限られています。
今後の数日が正念場となり、コバヒゼ政権がデモを抑え込む場合、ジョージアの民主主義は危機にさらされ、ロシアの影響が強まる可能性があります。
西側の決断が今後の行方を左右する鍵となります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/21ab7cc4f74d2d29d3169f239fd9cc66eceb93fa
コメントでは、ジョージアの未来は西側の決断に大きく依存しているという認識が広がっていました。
親ロシアの立場を取ることで得をするのは一部の特権階級や政治家だけであり、市民は親ロシアとなった場合の暗い未来を懸念していたようです。
EUに近づくことによる生活の改善は即座には実現しないものの、ロシアの脅威から逃れるためには親EUの立場を取る必要があると感じていたようです。
また、過去の旅行体験を通じて、ジョージアの文化や美食に触れた人々がその魅力を語っており、国の政治的状況に対する複雑な感情が見受けられました。
さらに、デモ活動に参加しているのは一部の活動家であり、国民全体の意志を反映しているわけではないとの意見もありました。
民主主義の構造的な問題や内政干渉の懸念が指摘され、特に選挙に対する不信感が根強いことが伺えました。
国際的な視点からは、トルコやアメリカの影響力も無視できず、ジョージアの政治的安定は周辺国の状況とも密接に関連しているとの見解が示されていました。
ネットコメントを一部抜粋
親ロシアで得をするのは一部の政治家や特権階級だけ。
案内してくれた女の子、来年京都に留学すると言っていたけど無事を祈ります。
西側が何をすれば「ジョージアの民主主義が強化され、親EU色が一層強まる」ことができるのか。
明確な意思決定者を持たない民主主義は原理的に内部分裂しやすい。
親EUの市民って言ってるけど、デモやってるのは活動家からお金をもらってる若者や国民の極一部です。