12月12日、日経平均株価は477円高で寄り付き、一時700円超の上昇を記録し4万円台を回復。アメリカのハイテク株の動向が影響し、年末の株価上昇に期待がかかるも、利下げペースの鈍化によるリスクも指摘されている。
要約すると2023年12月12日、日経平均株価は477円高で寄り付くと、一時700円を超える上昇を見せ、4万円台を回復する場面がありました。
最終的な終値は前日比476円高の39,849円となりました。
この株価の上昇は、前日のニューヨーク市場でハイテク企業が中心のナスダックが史上最高値を更新した流れを受けたものです。
また、年末にかけて株価が上昇しやすいという経験則に基づき、「掉尾の一振」という相場の格言も取り上げられています。
しかし、ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏は、来週のFRB(連邦準備制度理事会)のFOMC(連邦公開市場委員会)で利下げが行われる可能性が高いものの、来年の利下げペースが遅くなることが示唆されると、アメリカのハイテク株が一時的に売られるリスクがあると警告しています。
年末にかけて株価が上昇する期待がある一方で、短期的には大きめの下落リスクも考慮する必要があると指摘されています。
このように、日経平均株価の動向は、国内外の経済状況や政策の影響を強く受けており、投資家にとっては注意が必要な時期となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/17e27dba730c5dc46f3176d75630585064c30e4d