104歳の石井哲代さんの日常を描いたドキュメンタリー映画が、広島で先行上映される。彼女の前向きな生き方が多くの人に感動を与える。
ナレーションはリリー・フランキーが担当する。
この映画は、広島・尾道市に住む石井哲代さんの101歳から104歳までの生活を描いている。
哲代さんは1920年生まれで、小学校教員や民生委員として地域に貢献してきた人物で、地域の人々から「先生」と呼ばれ親しまれている。
彼女は親族や近所の人々の支援を受けながら、前向きでユーモアにあふれた生活を送っている。
映画では、哲代さんが年齢を重ねる中で直面する困難に対しても、自由な心で柔軟に対応し、自分自身を励ましながら日々を楽しむ姿が描かれている。
これまでに、哲代さんの生き方を紹介した書籍が累計21万部以上を販売しており、彼女の言葉や考え方は多くの人々に影響を与えてきた。
映画の監督は「広島の被爆樹木の声を聴く」の山本和宏が務めており、哲代さんのユーモアあふれるライフスタイルが日常の尊さに気づかせ、人生を明るくするヒントを提供している。
山本監督は、哲代さんの生き方には健康長寿の秘訣はないが、彼女の姿勢が人生の一瞬一瞬の大切さを教えてくれると語っている。
また、哲代さん自身は「のんきのんきで100年が過ぎました」と語り、日々の生活の中での喜びや感謝の気持ちを表現している。
リリー・フランキーもこの映画を通じて、普段気づきにくい本当の喜びや幸福を発見できると期待を寄せている。
予告編はYouTubeで公開中で、配給はリガードが手がけている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d9e3cb5e7ee7e176d77242c4ed9c71aeec0a8637