北海道礼文沖のロシア軍機領空侵犯問題の行方

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ロシア軍機による北海道礼文沖の領空侵犯が1カ月経過。日本は再発防止を求めるが、ロシアは侵犯を否定。関係悪化が続く中、対話の行方は不透明。

要約すると北海道礼文島付近でのロシア軍機による領空侵犯が発生してから、23日で1カ月が経過しました。

この間、日本政府はロシア側に対して再発防止を求めていますが、ロシア側は侵犯を認めず、両国の関係は悪化の一途をたどっています。

過去には類似の事案が発生した際、ロシア側が侵犯を認めることもありましたが、ウクライナ侵攻以降の緊張した状況では、対話の進展は見込めません。

青木一彦官房副長官は、ロシア軍機の領空侵犯を「主権の重大な侵害」として非難しつつ、今後ロシア側との協議に関しては言及を避けました。

防衛省によると、9月23日にはロシア軍機による領空侵犯が3回発生し、航空自衛隊が緊急発進し、初めて「フレア」を使用しました。

政府は同日にロシア側に対して厳重に抗議を行い、自衛隊幹部はロシア機が計10回ほど領空に接近したことから、意図的な行動と見ています。

しかし、ロシア外務省のザハロワ情報局長は、侵犯を認めず、抗議の内容が正確であると確認できる情報がないと主張しています。

今後、日ロ間での協議が必要との認識も示されており、双方の意見が平行線をたどる中、解決の糸口は見えていない状況です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/60ac01c6571618859d69e73c2d187021b4962b23

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