NECが日テレアックスオンにデジタルアセットマネジメントサービスを提供。映像素材の一元管理が可能になり、編集作業の効率化が期待される。
要約すると日本電気株式会社（NEC）は、23日に日本テレビ系列の番組制作会社である株式会社日テレアックスオンに対し、映像素材を一元管理できる「NEC デジタルアセットマネジメントサービス」（DAMサービス）を提供することを発表しました。
このサービスは、これまで主に広告関連の分野で活用されてきましたが、年末年始のスポーツ番組制作において新たに導入されることになりました。
スポーツ番組制作では、試合映像や練習風景、選手や監督へのインタビューなど、多様な映像素材を短時間で編集する必要があります。
従来は、各地の試合会場から映像をバイク便で送ることが一般的で、編集作業に着手するまでに時間がかかっていました。
また、映像データがSDカードやHDDなどの異なる媒体に分散して保存されているため、必要な素材を探すのにも手間がかかっていました。
しかし、DAMサービスを活用することで、取材現場から直接映像データをアップロードし、一元管理が可能になります。
この結果、編集作業にかかる時間が大幅に短縮されると期待されています。
さらに、映像データがアップロードされると、一定時間ごとにサムネイル画像が自動生成されるため、必要なシーンを迅速に見つけることができます。
加えて、試合日時や選手名、得点時間、試合結果、撮影者などのメタデータを付与することで、映像の検索が容易になります。
クラウド上に保存されるため、編集スタッフは場所を選ばずに作業でき、柔軟な働き方を実現することも可能です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d8bd781158075c11f6f9753f9912428ed435c14c