ウクライナ軍がロシアのドローン操縦士射殺に対する復讐を果たし、精鋭部隊がロシア軍に攻撃を仕掛けた。過去の行動への贖罪も含まれる。
要約するとウクライナ軍がロシアの侵攻を受けているクルスク州のゼリョーヌイ・シュリャフで、ロシア海軍第155独立親衛海軍歩兵旅団がウクライナのドローン操縦士9人を捕え、全員を射殺した。
この事件は、ウクライナ軍にとって大きな衝撃となり、復讐の動機を生むこととなった。
約1週間後、ウクライナ海兵隊第501独立海兵大隊が同地域で逆襲を行い、ロシア軍に対して報復を果たしたことが新たに公開された映像で確認された。
第501海兵大隊は、T-64戦車を先導に数両のM113装甲兵員輸送車を使い、ロシア軍の車両に攻撃を仕掛けた。
この攻撃では、ロシア兵5人の死亡が確認されている。
ウクライナ軍の精鋭部隊は、この復讐に燃えており、空中強襲軍や陸軍の独立機械化旅団も参加している。
第95空中強襲旅団は、ゼリョーヌイ・シュリャフ近辺で第501海兵大隊を支援し、敵の装甲兵員輸送車を破壊し、30人以上の人員を撃破したと報告している。
ウクライナ軍の第501海兵大隊にとって、この復讐は「贖罪」の意味合いも持つ。
彼らは2014年にクリミアの防衛に参加していたが、撤退を余儀なくされ、多くの隊員が占領軍に加わる結果となった。
そのため、今回の復讐は過去の行動への償いの意味も含まれている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ca23f6a540f0c751a2178e811b14d87178639198