韓国で尹大統領に逮捕状請求、現職大統領に対する初の試み。内乱と職権乱用の容疑が浮上し、捜査が進行中。
要約すると韓国の高位公職者犯罪捜査処（公捜処）は、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領に対して逮捕状を請求した。
これは現職の大統領に対する逮捕状請求としては韓国憲政史上初の出来事であり、国内外から大きな注目を集めている。
公捜処は、内乱の首魁および職権乱用の容疑を指摘し、逮捕状をソウル西部地裁に提出した。
また、大統領官邸に対する捜索令状も同時に請求された。
この捜査は、先月18日、25日、29日の3回にわたり尹大統領に出頭を要求したが、尹大統領は全て応じず、郵便の受領も拒否した。
尹大統領は、金洪一元放送通信委員長と弁護士の尹甲根を弁護人に選任し、逮捕状には公捜処に権限がないと主張している。
公捜処は、職権乱用の捜査中に関連犯罪として内乱罪も捜査できる立場を取っており、逮捕状の発布が行われるかどうかは、早ければ31日に決定される見込みだ。
逮捕状が発布されれば、共助捜査本部は大統領官邸での令状執行を試みる方針で、警護処との衝突の可能性も懸念されている。
政治的な緊張が高まる中、韓国の法制度と大統領の地位がどのように交錯するのか、今後の展開が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6454e53bfe91fcdb794c46694fd20b6e0e327929