JFA審判委が京都vsG大阪戦のPK取り消しを「正しい判定」と説明。VAR介入での判断変更の理由やハンド基準について詳しく解説。
要約すると日本サッカー協会(JFA)の審判委員会は、J1第31節の京都サンガF.C.対ガンバ大阪戦におけるPK取り消しについて、24日に行われたレフェリーブリーフィングで「正しい判定」との見解を示した。
この試合では、後半アディショナルタイムにG大阪のDF黒川圭介がペナルティエリア内でクロスを送った際、京都DF宮本優太と福田心之助がスライディングでブロックを試み、ボールが宮本の体から跳ね返って福田の腕に当たった。
大橋侑祐主審は当初ハンドと判定しPKを宣告したが、VARの介入によりオンフィールド・レビューが行われ、最終的にノーファウルに変更された。
この判断について、佐藤隆治JFA審判マネジャーは、ボールの進む方向が明らかに変わったことがハンドと見なされなかった理由であると説明した。
彼は、ボールがディフレクト(跳ね返り)しても、全体的な流れがゴール方向に向いているときにはハンドとしない基準を強調した。
さらに、PKを取り消す際にはGKへのドロップボールで再開する運用が行われているため、判定変更後の対応も適切であったと述べた。
佐藤氏は、審判員が自信を持ってノーハンドの判定を下せるよう、現場での判断力を高める重要性についても言及した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3cbe5f092b5875fc50559e390f9a932b32f28071