台湾で日本から輸入された食品の7ロットが水際検査で不合格となり、残留農薬や食品添加物の規定違反が確認されました。キンカンやイチゴなどが対象で、全量が廃棄されます。
全体で16ロットが検査され、そのうち7ロットが日本産であり、具体的にはキンカン、イチゴ、ゴールデンキウイ、ほうじ茶パウダーが含まれています。
キンカンでは、3ロットから殺虫剤「フルベンジアミド」が、残る1ロットからは殺菌剤「イソフェタミド」が検出されました。
また、イチゴからは殺菌剤「イソピラザム」、ほうじ茶パウダーからは防腐剤「サリチル酸」が見つかりました。
これらの物質は台湾の規定で禁止されているため、全ての不合格品は積み戻しまたは廃棄されることになります。
さらに、ゴールデンキウイからは、禁止されている殺菌剤「ピリベンカルブ」と基準値を超える殺虫剤「ジノテフラン」が検出されました。
同署によると、2023年12月23日までの半年間において、日本から輸入されたかんきつ類の検査では189ロット中7ロットが不合格、イチゴでは235ロット中3ロットが不合格でした。
副署長の林金富氏は、日本のかんきつ類に関する抜き取り検査を来年6月29日まで強化し、イチゴについては全ロット検査を来年5月末まで延長する方針を示しました。
この不合格リストには、韓国産ハクサイ、ベトナム産ブロッコリー、ペルー産ブルーベリー、中国産キウイフルーツも含まれています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fb99b840947c0f2a60444fec94ba53ff7e1d1471
台湾での日本食品の不合格問題に関するコメントでは、農薬の残留や規制に対する懸念が多く表明されていました。
特に、日本で許可されている農薬が海外では禁止されていることが指摘され、日本国内での農薬使用の基準が甘いとの意見が多く見受けられました。
農家が農薬の使用に無頓着であったり、農薬の使用が健康に与える影響についての意識が低いことが問題視されていました。
また、農薬の使用が国民の健康にどのように影響を与えるかについての懸念も強く、特に癌などの病気の増加に対する不安が述べられていました。
さらに、輸出される農産物の基準が適切に守られていないことや、業者の無知が問題であるとの指摘もありました。
全体として、農薬の使用に関する厳格な規制や、国民への情報提供が求められていることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
度々残留農薬で返品されます。
農薬は毒性薬剤。
それを多く使うように仕向けるとは国の関係機関は異常だと思う。
食品安全で誇りを持って自慢している日本国民が本当に安全であるかは疑問に思う。
農家は結構農薬の使用について無頓着です。
日本でOKでも海外でNGな薬はいろいろある。