韓国とポーランドの首脳が会談し、北朝鮮のロシア派兵に対抗するための連携強化を確認。武器輸出契約の履行や多方面での協力拡大も合意された。
要約すると2023年10月24日、韓国の尹錫悦大統領とポーランドのドゥダ大統領がソウルで会談を行い、北朝鮮のロシアへの派兵問題に関する連携強化で合意した。
この会談では、ウクライナ支援や再建における協力の拡大も確認され、両国間の防衛産業、エネルギー、先端産業、文化交流など多岐にわたる分野での互恵的な協力が進められることとなった。
特に、2022年に結ばれたポーランドへの武器輸出契約については、円滑な履行を目指して協力することが強調された。
この契約は韓国にとって過去最大規模の武器輸出契約であり、昨年12月に自走砲「K9」の2次契約、今年4月には多連装ロケット砲「天舞」の2次契約が締結されている。
さらに、年内には戦車「K2」の2次契約交渉が進行中であることも確認された。
韓国とポーランドは1989年に国交を樹立し、2013年には「戦略的パートナー関係」を結んでおり、ポーランド大統領が国賓として韓国を訪れるのは11年ぶりとなる。
尹大統領は昨年7月にポーランドを訪問しており、両国の関係は着実に深まっている。
韓国大統領室はこの会談を「互恵的な防衛産業協力のパートナーシップ強化に向けた重要なステップ」と評価し、今後も積極的な外交を通じて追加の武器輸出に向けた友好的な環境を構築する意向を示した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e150cc206e800e4fe25a2844db0d8313597de11a