マクラーレンがF1アメリカGPでのノリスの5秒ペナルティに異議を申し立て、再審請求を実施。新たな証拠を提示する必要があり、結果次第ではタイトル争いに影響が出る可能性がある。
ノリスはレース終盤にマックス・フェルスタッペンとの3位争いを繰り広げていたが、ターン12でコースオフし、コース外からのオーバーテイクが原因でペナルティを受け、最終的に4位に降着となった。
再審請求は、現地時間金曜14時30分から行われるヒアリングで行われ、マクラーレンは新たに発見された重要かつ関連性のある証拠を提示する必要がある。
FIAの国際競技規則第14.1.1条に基づき、重要な新たな要因が発見された場合、再審を求めることができるとされている。
アメリカGPのスチュワードはビデオ会議を通じて再審査を行うことが決定されており、2回に分けて審理される予定である。
過去にはアストンマーティンがフェルナンド・アロンソに科されたペナルティについて再審請求を行ったが却下されている。
また、メルセデスも2021年のサンパウロGPにおいて再審請求を行ったが、こちらも却下された。
メルセデスはフェルスタッペンのドライビングに関する証拠としてオンボード映像を提出しようとしたが、重要な新証拠とは認められなかった。
今回のマクラーレンの再審請求においても、ノリスのペナルティが取り消される場合、ノリスが3位、フェルスタッペンが4位に順位が変更されることになり、タイトル争いに大きな影響を与える可能性がある。
ノリスは現在、フェルスタッペンに57ポイントの差をつけられているが、ペナルティが取り消されればその差は51ポイントに縮まることになる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0f792512f568f3466f14bcc8e9b7aa26df7a8827
ノリスのペナルティ再審請求に関するコメントは、F1のレース中の行動に対するさまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントでは、ノリスとフェルスタッペンの両者に責任があるとの見解が示され、特にノリスがコーナーでの状況を理解しておきながら突っ込んだことに疑問を持つ声がありました。
あるコメントでは、ノリスがポジションを戻さずに後から文句を言うよりも、再アタックする方が良かったのではないかと指摘されていました。
また、チーム側の指示にも問題があったとの意見もありました。
さらに、シーズン終盤のポイント差が影響する可能性についても言及され、後悔や批判を避けるために可能性を潰しているのではないかとの考えもありました。
ノリスを擁護する意見も見られましたが、フェルスタッペンの行動はよくあるシーンであるとの意見もあり、F1の競技性についての疑問も浮上しました。
最後に、コース外でのオーバーテイクは許されるべきではないとの意見もあり、競技のルールやフェアプレーについての重要性が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
あのコーナーについてはどっちも悪いと思います。
シーズンが終わった時のポイント差によっては、あのときチャレンジしておけばっていう後悔や批判につながる可能性があるから。
F1は、いつから前車のノーズを入れる競技になったんだ?
後でガタガタ言うくらいならすぐに順位戻せば良かったのに。
どんな状況でも、コース外で抜いてはダメでしょう。