米国防総省が北朝鮮軍のロシア派兵に懸念を示し、国際社会への影響を警告。北朝鮮の戦闘参加は深刻な問題となる可能性がある。
要約すると米国防総省は、北朝鮮軍がロシアに派兵され、特にクルスク州などの戦場に配置されたというウクライナ軍の主張に対して慎重な立場を示しました。
サブリナ・シン副報道官は、北朝鮮軍がロシアに派遣された証拠があることを認めつつも、具体的な行動については見守る必要があると述べました。
シン副報道官は、プーチン大統領が北朝鮮に兵力を投入してほしいと切迫した状況を強調し、北朝鮮が戦闘に参加すれば共同交戦国となるため、深刻な問題を引き起こす可能性があると警告しました。
さらに、北朝鮮軍の派兵がウクライナでの戦闘に関与すれば、インド・太平洋地域にも不安定さをもたらし、同盟国に影響を及ぼすと指摘しました。
国連事務総長の副報道官も、ウクライナ紛争での軍事力の追加に反対する立場を示し、この問題は安全保障理事会において検討されるべきだと述べました。
韓国政府は、北朝鮮がロシアに兵器を支援し、さらに派兵することは国際社会に対する重大な安保脅威であり、安保理決議に違反する行為であると考えています。
しかし、ロシアが安保理常任理事国であるため、追加の対北朝鮮制裁を講じることは現実的には難しい状況です。
このような背景から、北朝鮮軍の動向は国際社会にとって非常に重要な問題となっており、今後の展開が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3253bfbabf106543dbd38d66af4fe4e576889ac6