尹大統領の支持率が20%に下落し、就任以来の最低タイを記録。支持理由は外交や国防だが、不支持の理由は夫人問題や経済に集中。政党支持率は与党と野党が同率で、無党派層も多い。
要約すると韓国ギャラップの最新調査によると、尹錫悦大統領の支持率が20%に落ち込み、就任以来の最低タイを記録した。
この調査は22日から24日にかけて実施され、全国の18歳以上の1001人が対象となった。
前回の調査からは2ポイントの下落であり、不支持率は70%に達している。
支持の理由としては「外交」が最も多く27%を占め、「国防・安全保障」が9%、「決断力・推進力・根気」が5%と続いている。
一方で、不支持の理由は「金建希夫人を巡る問題」が15%、「経済・国民生活・物価」が14%、「コミュニケーション不足」が12%を占め、全般的に「うまくできていない」との意見も多い。
尹大統領に対して「間違っている」と考える人が多く、特に最大野党「共に民主党」の支持者や40代ではその割合が90%を超える。
この調査では、与党「国民の力」支持層でも支持が48%と不支持が40%と接近しており、支持基盤も揺らいでいることが示唆されている。
また、政党支持率は「国民の力」と「共に民主党」がそれぞれ30%で同率であり、無党派層は27%と高い数値を示している。
北朝鮮とロシアの軍事協力については73%が「脅威だ」と回答し、韓国政府のウクライナ支援に関しては66%が「非軍事的支援だけすべき」と考えている。
このような状況は、尹大統領の政権運営にさらなる影響を与える可能性がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d71550d8ba3b438fcd34860fb0aed65a119b1d4b