カルマ・オートモーティブとインテルが共同開発したSDV技術をCES 2025で発表。航続距離と効率向上を実演予定。
このSDVA技術は、2026年モデルのカルマのEVクーペ『カヴェヤ』に搭載される見込みで、両社は2024年から開発に着手しています。
CES2025では、SDVAがパワートレインの性能や航続距離の効率を向上させる方法をデモンストレーションする予定で、インテルとの共同ブランドによるインバーターも展示されます。
このインバーターは、車両のバッテリーからの直流(DC)電源を交流(AC)に変換し、最適なパルスパターンプログラミングを用いて電動モーターの制御効率を向上させる役割を果たします。
さらに、模擬ダイナモ試験を通じて、高速道路や市街地、駐車、充電といった4つの走行プロファイルが示され、ホイールトルクや回転数、電力、効率などのデータが表示される予定です。
トルクリップルの低減や航続距離の向上に関するパラメーターも管理され、エネルギー節約や航続距離の増加がどのように達成されるかが示されるでしょう。
また、カルマ・オートモーティブのマーケス・マッカモン社長とインテル・オートモーティブのジャック・ウィースト副社長が登壇し、インテルのAI強化型高性能コンピューティングやインテリジェント電力管理、オープンエコシステムに基づくソフトウェア定義ゾーンコントローラーの組み合わせが、持続可能でスケーラブル、収益性の高い自動車産業の未来にどのように寄与するかを紹介します。
カヴェヤに搭載されるインテル・オートモーティブの技術を示すレンダリング画像も展示され、電動モーターやインバーター、バッテリー、配線、選択されたゾーンコントローラー(ZC)、高性能コンピューター(HPC)の配置が詳細に示される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dae609ff4aefb80b962e951a86313e9716d50d33