湘南ベルマーレのFW鈴木章斗が新シーズンに向けて決意を新たにし、昨季の10得点を超える目標を掲げている。また、背番号を29から10に変更し、自身にプレッシャーを与える姿勢を見せている。
昨季、リーグ戦で10得点を挙げてブレークしたFW鈴木章斗(21)は、プロ4年目を迎えるにあたり、さらなる成長と進化を誓った。
オフシーズンには仲間と旅行を楽しみ、母校である阪南大高の全国選手権出場を応援することでエネルギーを蓄えたという。
練習の初日、山口智監督は「去年の成果を継続し、さらに一段階上げていこう」と鈴木に話をかけた。
鈴木は「昨年できたことを今年できないのは嫌だ」と意気込みを語り、得点数を昨季以上に増やすことを目指すとともに、得点以外でもチームに貢献する意欲を示した。
昨季、チームは最終盤にJ1残留争いから脱出したものの、最終的には15位に終わったため、個人としての目標達成に満足せず、さらなる上を目指している。
今季、鈴木は背番号を「29」から「10」に変更した。
この番号は、昨季までMF山田直輝が約5年半つけていたもので、鈴木は高校時代に一度背負ったことがあるが、全国高校選手権で得点王に輝いた際の9番も選択肢に入っていた。
鈴木は、「9か10か悩んだが、山田が築いてきたものに応えたい気持ちがあった」と説明し、背番号変更の理由を明かした。
また、「自分にプレッシャーを与えるために選んだ」と語り、山田の存在から感じた重みを背負いながら、新しい10番像を築いていく覚悟を示した。
チームの核となる選手としての責任感を持ち、さらなる活躍を誓う鈴木の姿勢は、湘南ベルマーレにとって大きな期待を寄せる要素となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/91be23c2d884b72fa8365cb10bccf90bb0fe8498