2025年オートサロンで発表された「GRヤリスMコンセプト」は、ミッドシップレイアウトを採用し、スーパー耐久に参戦予定。新開発の2Lターボエンジンを搭載し、コンパクトながら400馬力以上の出力を実現。今後の市販車への展開が期待されています。
このモデルは、2025年のスーパー耐久シリーズに参戦する予定で、特に注目されるのは開発中の2L直列4気筒ターボエンジンです。
このエンジンは、従来の2.4L直列4気筒ターボに比べて熱効率が向上し、体積や全高が10%低減されながらも、400馬力オーバーの出力を実現しています。
これにより、コンパクトで高出力なエンジンがGRヤリスのプラットフォームに適合し、ミッドシップ化が可能となっています。
トヨタ自動車の副社長である中嶋裕樹氏は、2024年に開催されたワークショップでこの新型エンジンの特徴を説明しました。
さらに、GRヤリスMコンセプトは「TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing」によって、レース環境でのフィードバックを受けながら進化していくことが期待されています。
将来的には、このミッドシップレイアウトのパワートレインが市販車にどのように反映されるのかも注目されており、復活が噂される特定のモデルとの関連性についても期待が高まっています。
モリゾウ氏自身もドライバーとして関与し、ドライバーファーストの理念を実践することで、より実用的なレーシングカーの開発が進められています。
今後の展開に対する期待が膨らむ中、GRヤリスのさらなる進化に目が離せません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cedc7773397bad79a9071854f29f7940a87c9791