ホンダの「ロードパルNC50」は、女性向けに設計された軽量で扱いやすいバイク。ゼンマイ式の簡単な始動方法や「ラッタッタ~♪」のCMで大ヒットし、多くの派生モデルも登場した。
このバイクは、軽量で取り扱いやすい設計が特徴で、車重はわずか44kg。
特に女性が運転しやすいように、エンジン始動が簡単なゼンマイ方式を採用し、クラッチ操作や変速が不要な設計が施されています。
これにより、バイク初心者でも気軽に運転できるようになりました。
ゼンマイ式の始動方法は「ロードパル」独自のもので、左ステップの後ろにあるペダルを踏むことでエンジンを始動します。
この楽しい動作は、イタリアの女優ソフィア・ローレンが出演したCMによって広まり、「ラッタッタ~♪」という掛け声は流行語となりました。
初期型の価格は5万9800円で、自転車と競合できる戦略的な価格設定が功を奏し、大ヒットを記録しました。
ロードパルの成功により、翌年には自動でゼンマイを巻く「クイックスターター」を搭載したモデルや、2速オートマチック変速機能を持つ「ロードパルS」なども登場し、さらなる人気を博しました。
また、個性的な派生モデルも続々と発売され、ホンダのバイク市場における女性向けの新たなスタンダードを確立しました。
これにより、ホンダはバイク業界での地位をさらに強固にし、女性に優しい乗り物としてのイメージを確立しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/33f3df257cf3fa26e0be44b2212b1c5aa103f93d
ホンダの「ロードパルNC50」が女性に優しいバイクとして人気を集めたことに対し、多くのネットユーザーがコメントを寄せました。
特に、女性が気軽に乗れるバイクとしての特性や、昭和の懐かしさを感じる意見が多く見られました。
「こういうのでいいんだよ」と割り切った仕様が、生活の一部としてのバイクの役割を果たしていたとの声もありました。
また、エンジンをモーターに変えた電動モペッドの存在についても言及され、現代でもこうした割り切り仕様が求められているのではないかという意見がありました。
さらに、過去に乗っていた人たちの体験談も多く、フロントタイヤの調子が悪くなったエピソードや、乗り換えた際の印象などが共有されました。
全体として、ロードパルがもたらした思い出や、今後のバイクのスタイルについての考察が多く、懐かしさとともに現代におけるバイクのあり方を再考する機会となったようです。
ネットコメントを一部抜粋
生活二輪なのでまさに「こういうのでいいんだよ」と割り切った仕様で
懐かしき昭和の匂いがするCMだった。
いまはもうさすがに2ストはムリだろうけど、
ロードパル乗ってました。
ちゃち過ぎて毎日乗ったら2.3年しか持たなかった。