大畑俊平がカルーンに判定勝ちも試合内容に反省。ランキング復帰を目指す姿勢を示す。
要約すると2023年1月14日、東京・後楽園ホールで行われたプロボクシングのスーパーフェザー級8回戦において、元日本同級13位の大畑俊平(24)が、世界挑戦経験のあるタイのカルーン・ジャルピアンラード(39)に対して3-0の判定勝ちを収めた。
この試合は大畑にとって今年最初の国内興行のメインイベントであり、勝利で飾ったものの、試合内容には不満を抱いていた。
試合は序盤から大畑が軽いパンチを多く出し、手数でポイントを獲得していく展開で進んだ。
中盤以降には圧力をかけるものの、パンチの強度が不足していた。
結果的に79-73、79-73、80-72というスコアで完勝を収めたが、大畑は「面白くない試合を見させてしまった」と反省の意を示した。
試合前には前半KOを狙うと宣言していたが、カルーンの老獪さと打たれ強さに阻まれ、見せ場を作ることができなかった。
大畑は静岡・沼津市出身で、アマチュア時代には42戦29勝の成績を残し、2021年には全日本選手権ライト級準優勝を果たしている。
2023年9月にプロデビューし、昨年3月には日本ユース・スーパーフェザー級王者に挑戦したが判定負け。
8月にはアジアランカーにTKO勝ちを収めたことで日本スーパーフェザー級13位にランクインしたが、その後ランク外となってしまった。
大畑は「ランキングを外れて当然だなという試合をしちゃった」と述べ、今後は地道にランキング復帰を目指す決意を示した。
この興行は動画配信サービスFODプレミアムで生配信され、プロ戦績は大畑が5戦4勝(2KO)1敗、カルーンが71戦55勝(29KO)16敗となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/daa91913f13d10b71ac36e9af4c55c4f77123bc9