米国政府の新サイト「DOGE.GOV」が開設され、Dogecoinのロゴが使用されたが、数時間後に変更。イーロン・マスク氏が関与する可能性や訴訟も注目されている。
要約すると2023年1月21日、米国政府の公式サイト「DOGE.GOV」が開設され、ドナルド・トランプ大統領が署名した大統領令に基づく「US DOGE Service」（USDS）の一環として運営されることとなった。
このサイトの立ち上げに際し、暗号通貨「Dogecoin」のロゴに似た柴犬「カボス」が初期のロゴとして使用されたが、数時間後に変更された。
DOGE.GOVの開設により、Dogecoinの価格は約14％上昇した。
USDSのトップにはイーロン・マスク氏が就任する見込みであり、彼は過去にDogecoinに関するツイートでその価格を上昇させたことがあり、SECから訴訟を受ける可能性についても噂されている。
しかし、マスク氏は現時点でこのWebサイトについての言及をしていない。
DOGE.GOVは米国政府の公式ドメインであり、CISA（米国土安全保障省のサイバーセキュリティ機関）が管理している。
USDSが正式な政府機関として機能するためには議会の承認が必要で、現状では登録は完了しているものの、機能はまだ開始されていない。
また、USDSに対しては複数の団体が訴訟を起こしており、DOGEが議会の監視を受けていないことや民間部門との関係に懸念が示されている。
このような背景から、DOGE.GOVの立ち上げは暗号通貨市場や政府のデジタルサービスにおける新たな動きとして注目を集めている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/db92ac67a7e106c2c1fede1699a8c11728ed14fb