ポルシェ911 カレラRS 2.7がオークションで約9281万円で落札。走行距離20万キロでも人気は衰えず、オリジナルカラーやレース未参加が希少価値を高めている。
このモデルは走行距離が20万キロ近くにもかかわらず、人気が衰えないことが証明された。
911 カレラRS 2.7は、1973年にポルシェがグループ4のホモロゲーションを取得するために生産したモデルで、1308台が製造されたうち990台目の車両である。
オリジナルのレザーコットとコーデュロイのインテリアに、ブラックのエクステリアカラーが施されている。
特に、この車両はレース参加記録がないため、コレクターにとって希少価値が高い。
911シリーズは60年以上の歴史を持ち、数々の魅力的なモデルが登場しているが、911 カレラRS 2.7はその中でも特に評価されている。
エンジンは917で使用されていたニカシルメッキシリンダーを採用し、最高出力は210psに達する。
軽量化とエアロダイナミクスの改善が施され、リアフェンダーやダックテール・スポイラーが特徴的だ。
この出品車は1974年4月に新車としてイギリスに納車され、その際には薄型の鋼板が使用されていると考えられている。
ポルシェ911 カレラRS 2.7は、単なるスポーツカーを超えた存在として、多くのファンに愛され続けている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f2382d5e63837f3e2e305c1b1ee6c91485fd0598
ポルシェ911カレラRS 2.7が高値安定している理由について、多くのユーザーがコメントを寄せました。
まず、車の技術や装備に関する意見があり、一部のコメントでは、RS 2.7自体の特別な技術や装備が少ないとの指摘がありました。
特に、ニカシルシリンダー以外には目立った新技術はなく、圧縮比も一般的な仕様と同様であるため、それほど特別な車ではないという意見がありました。
このような意見からは、RS 2.7の評価が必ずしも高くないことが伺えます。
一方で、過去のボロボロの個体が高値で取引されるようになったことに対する驚きや納得の声もありました。
かつては300万円程度だった個体が、今では2000万円以上で販売されているという事実から、本物の73カレラRSに対する価値が認識されていることが示されました。
このような価格の変動は、レストアされた車両の価値が高まっていることを物語っています。
さらに、色や仕様についてのコメントもあり、ソリッドブラックのRS 2.7が珍しいとの指摘がありました。
多くのRS 2.7が白や赤、青のトリムである中で、黒の個体は特別な存在として注目されています。
このように、ポルシェ911カレラRS 2.7に対するコメントは多岐にわたり、車の魅力や市場の動向についての興味深い意見が集まっていました。
ネットコメントを一部抜粋
これ冷静に振り返ればそれ程の車ではないと思う。
ただのナローでも、一昔前はボロで錆ている個体が300万円からだったが、それらの個体がピカピカにレストアされて、今では2000万円以上で販売されているから、本物の73カレラRSならまあ妥当だろうな。
ソリッドの黒は珍しい。
ほとんど白に赤か青のトリムだね。
途中生産分からのRS3.0やターボに先駆けたリヤサスペンションショートアームが注目されるくらい。
サンルーフは駄目。