デジタルアーツがIDaaS「StartIn」に新機能を追加し、SAML非対応環境でもSSOを実現。大企業や教育機関のニーズに応える。
要約するとデジタルアーツは、ID管理や認証に関連するセキュリティ機能を提供する「StartIn」サービスにおいて、SAML規格に非対応のシステムやサービスとのシングルサインオン(SSO)を可能にする新機能「代理認証機能」を3月にリリースすることを発表しました。
一般的に、IDaaSはSAMLに対応したシステム間でSSOや多要素認証(MFA)を利用できるものの、SAML非対応の環境では個別のIDやパスワードを使用する必要があり、特に大企業や教育機関では管理や運用の複雑化が課題となっていました。
これに対し、顧客からの要望を受けて新機能が開発されたとのことです。
StartInは基本的なIDaaS機能に加え、独自のMFA機能や中間者攻撃対策機能も搭載しています。
具体的には、GPSによる位置情報認証や第三者認証、クライアント証明書認証、パスキー認証などがあります。
新しい代理認証機能により、ウェブブラウザーでのログイン時にSAML非対応のシステムでもSSOを利用できるようになります。
StartInの利用料金は1ユーザーあたり月額300円(税別)で、代理認証機能は標準機能として提供される予定です。
この新機能は、特に複雑なID管理を行う必要がある企業や教育機関にとって、大きな利便性をもたらすことが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/42de264f83f3f613800ed5a34cb3c9f980a5bbae