大阪府庁本館での火災は、非常用照明の不適切な使用が原因である可能性が高く、府は調査と対応に追われています。
火災は地下1階の倉庫で起こり、出火当時は棚の上に段ボールや書類が置かれ、非常用照明に接近していました。
府警は現在、詳しい調査を進めています。
非常用照明は、火災や地震時に避難者を誘導するために設置が義務付けられており、取り扱いを誤ると二次災害を引き起こす恐れがあります。
火災発生翌日の視察で、吉村洋文知事は非常用照明の取り扱いが問題であったと指摘しました。
火災当日は、府庁内で電気設備の点検が行われ、約2時間前から停電していたため、非常用照明が点灯していました。
照明に近づいた段ボールが熱を持ち、発火したと考えられています。
建築基準法では、一定規模以上の建物には非常用照明の設置が義務付けられ、定期的な点検が求められています。
大阪府庁本館の非常用照明は、2016年の耐震改修工事で約720カ所に設置されましたが、点灯時に高熱を持つハロゲン電球が使用されており、説明書では他の物から約70センチ以上離すよう警告されています。
府は火災を受けて、庁舎内の約1千カ所を緊急調査し、70センチ以内に物があった場合は移動させ、各部署に適切な使用を呼びかけました。
火災が発生した部屋は府警の捜査終了後に修繕されますが、本館は24時間体制の有人警備が敷かれているため、火災共済の対象外となり、費用負担が発生する見込みです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fe7e90a7a7ef10ab209cf70c49737a5d0ed53303
大阪府庁本館火災に関するコメントでは、照明器具が火災の原因とされることに対する疑問が多く寄せられました。
多くの人が、照明器具だけが悪いわけではなく、職員の無知や油断が影響したのではないかと指摘しました。
また、倉庫内の環境リスクを周知することが重要だという意見もありました。
専門家からは、非常用照明や消火栓、防火扉の存在意義が知られていないため、職員を責めるのは難しいとの見解が示されました。
さらに、火災の原因を追及する中で、消防法や建築基準法に対する国民の関心を高める必要性も強調されました。
万博に関連するテロの可能性についても懸念が示され、火災が事故ではなく事件の可能性も考慮すべきとの意見もありました。
過去の火災事故を引き合いに出し、同様の失敗を繰り返さないための教訓が必要だとするコメントもありました。
整理整頓や定期的な点検の重要性が指摘され、火災を防ぐための具体的な対策が求められました。
全体として、火災の原因を探るだけでなく、今後の運用方法や職員の意識改革が必要だという意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
あたかも照明器具が悪いみたいなタイトルは誤解を招く
環境のリスクを周知させる事が重要
全ての国民が消防法や建築基準法に関心を持つ必要がある
整理 整頓 清掃を確実にしよう
犯人は照明器具ではなく 書類を雑多に置いた部署ですね。