中国のECプラットフォーム「Temu」が、日本の販売事業者の出店を受け入れ開始。低価格で人気だが、梱包トラブルや個人情報の扱いに懸念も。
これは2024年1月27日からスタートするもので、Temuの運営会社である米Whalecoによると、日本で登記され、国内に在庫を持つ事業者が対象となります。
この取り組みは、日本の商品の品ぞろえを拡充することを目的としています。
出店は招待制のプログラムで開始され、参加事業者は大型商品を含む商品の配送・販売が可能になります。
Temuは、すでにアメリカやヨーロッパの多くの国で同様の取り組みを展開しており、2022年に米国でサービスを開始した後、2023年に日本でもサービスを開始しました。
Temuはその低価格から若者を中心に人気を集めていますが、同時に商品の梱包が雑であるとの声や、配送トラブル、さらには商品から有害物質が検出されたという報告もあります。
また、ユーザーの個人情報の取り扱いに関する懸念も指摘されています。
このような背景の中で、Temuは日本市場の拡大を目指し、販売事業者を募集しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2e5454a84e19b9fd5f3f8e85aab2ef8bce84e827
Temuが日本の販売事業者を募集したニュースに対して、コメントはさまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントでは、Temuの安価な商品提供の理由として、販売価格の決定権がサイト側にあり、納入企業が最安値販売を強制されていることが指摘されました。
このため、納入企業は利益を得られず、赤字が頻発する厳しい状況に置かれているとのことです。
しかし、逃げることができない企業が多く、彼らはTemuに依存せざるを得ない状況にあるようです。
さらに、最近の広告の多さや、安価な商品とポイントプレゼントの仕組みについても疑問が呈され、中国企業の倫理観に対する不安が表明されました。
コメントの中には、Temuの利用を避ける意見や、Amazonの出品者がTemuに流れる可能性を指摘する声もありました。
全体的に、Temuに対して慎重な姿勢を持つコメントが多かったようです。