CIOのモバイルバッテリー発火問題と自主回収の詳細

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発火が発生したCIOのモバイルバッテリー「SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi2 & Cable」が自主回収されることになりました。原因はバッテリーセルの不具合で、該当ユーザーには返金が行われます。

要約すると2023年1月27日、CIOが販売するモバイルバッテリー「SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi2 & Cable」において発火が発生したことを受け、同社は自主回収と返金を発表しました。

この問題の原因は、バッテリーセルの負極に塗布されたスラリーの粘度が基準値よりも弱い個体が存在し、剥離したスラリーが積もって結晶化した結果、内部短絡が生じたためです。

発火が確認されたバッテリーセルは、CIOが委託した工場でサプライヤーから調達されたものであり、製造過程で攪拌不足が原因でスラリーの不均一異常が発生していました。

これにより、塗布されるスラリーの粘度にムラが生じ、一部の製品で発火に至りました。

回収対象となるのは、再攪拌が行われたロットのバッテリーセルを使用している製品です。

CIOは、該当するユーザーに対してオンラインフォームを通じて回収と返金手続きを行うよう呼びかけており、返金額は5980円(税込)です。

対象となる製品のシリアルナンバーは、背面に「SN:」から始まる英数字で記載されています。

CIOは、再発防止策としてセル製造サプライヤーや提携工場の管理体制の強化、社内検品体制の見直し、テスト基準の厳格化を進めるとしています。

この問題は、CIOの信頼性や製品品質に影響を与える可能性があり、今後の対応が注目されます。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/478e3e99433aef82b7755554f05f691984d84301

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