早稲田大学の政治経済学部が急成長し、私大文系ランキングで慶應を抜く。共通テスト必須化で入試難易度が上昇し、受験生の人気も高まる。
特に、共通テストの必須化が進む中で、早稲田の入試難易度は過去に比べて格段に上がっており、受験生のレベルも向上しています。
2021年からは政治経済学部や国際教養学部、スポーツ科学部において共通テストが必須となり、今年からは社会科学部と人間科学部でも同様の措置が取られました。
特に政治経済学部では、数学I・Aの選択が必須となり、受験者の得点率は平均81%という高水準を記録しています。
このような変化により、かつては国語や歴史が中心だった入試形式から一変し、数学の必要性が強調されています。
この結果、政経学部の志願者数は過去5年間で半減しているものの、学力最上位層の受験生には人気が高まっています。
早稲田大学の総長である田中愛治氏は、数学の重要性を強調し、入試改革が大学教育の理想を問うものであると述べています。
また、早稲田政経は現在、京都大学の文系学部と同等のレベルに達しているとの意見もあり、受験生の選択肢としても非常に魅力的な存在となっています。
加えて、社会科学部も講義内容の幅広さから人気が高まり、政経に迫る難易度となっています。
このように、早稲田大学は文系教育の新しい潮流を形成しつつあり、今後の動向が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0e116a5e29437ad4620851eb411d07fcb85a414b
早稲田大学政経部の躍進と入試改革に関するコメントでは、受験制度の変化が学生の質に影響を与えたとの意見が多く寄せられました。
特に、共通テストの導入によって受験の負担が増し、京大や一橋と併願する受験生が早稲田を選ぶことが少なくなったという指摘がありました。
これにより、早稲田の学生の質が向上する一方、早稲田を第一志望とする学生が減少する懸念も示されていました。
また、早稲田の入試難易度が上昇したことは評価される一方で、実際に入学した学生の偏差値や学力が報道されている数字とは異なる可能性があるとの意見もありました。
入学者の中には推薦やAO入試で入学する学生が多く、一般入試の受験生が少なくなっている現状に対する疑問も多く見受けられました。
さらに、早稲田が政界や経済界での活躍を多く輩出していることが強調される中、京大や一橋と比較した際の早稲田の位置づけに対する意見も分かれていました。
最後に、マスコミの報道が早稲田を過剰に持ち上げる傾向に対する批判もあり、受験生や保護者が実態を正確に理解することの重要性が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
就職活動で企業が早稲田と慶応のどちらを選ぶかは最近早稲田が盛り返して早稲田優位に移っているという話はネットでは散見した。
早稲田大学の多くの学部が共通テストの受験を必須とし合格に反映させるなど、国公立並みの受験科目であり、その上での難関化であることが重要である。
受験生のほとんどは、国立大学を受験するのですから、最終的にはほとんどが国立大学に流れると思った。
入学者に占める一般組とAO推薦組の比率を提示した上でこの手の記事は書いた方がいいと思った。
私学バブルの平成初期のころは、週刊誌はよく早稲田政経は東大を偏差値で抜いて最難関になったと報じていたことを思い出した。