英ロンドン動物園で、南米チリから運ばれたダーウィンハナガエルのオス11匹から赤ちゃんガエル33匹が誕生。絶滅危機を乗り越え、将来の再生に期待が寄せられています。
このカエルは、チリ沖のタンタウコ公園に生息していましたが、真菌感染の拡大により絶滅の危機に瀕しています。
ダーウィンハナガエルは特異な繁殖方法を持ち、オスがオタマジャクシを口の中で守り育てることで知られています。
ナショナル・ジオグラフィック誌によると、オタマジャクシが成長すると、オスは口から次々とカエルを吐き出します。
このカエルは成体でも体重が2グラム足らず、体長が3センチ程度と非常に小さく、森林の中で見つけるのが難しい生物です。
タンタウコ公園はかつてダーウィンハナガエルにとって理想的な生息地でしたが、ツボカビの影響で個体数が急激に減少しました。
そこで、2024年10月には健康な52匹をロンドン動物園に移す計画が立てられています。
輸送は非常に複雑で、まず船で6時間かけて本土に移動し、その後車で15時間かけてサンティアゴ、さらに飛行機で14時間かけてロンドンまで運ばれました。
ロンドン動物園は、赤ちゃんガエルの誕生を「記念すべき瞬間」とし、将来的にはチリのツボカビ感染が収束した際に、これらのカエルを元の生息地に戻すことを期待しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4f4ae94813704865528ef3b0c9621b34e69566af
ダーウィンハナガエルの繁殖に関するニュースに対するコメントは、多様な意見が寄せられました。
特に、ツボカビという真菌が中南米の両生類に与えた影響についての言及があり、これは日本でも警戒されていたことが取り上げられました。
実際には、日本の両生類には影響がなかったため、耐性があると考えられているようです。
また、シフゾウの絶滅危機と比較しながら、自然災害による影響を語るコメントもありました。
これにより、現地での災厄が過ぎ去った後、ダーウィンハナガエルが故郷に戻れることを願う声が聞かれました。
加えて、「赤ちゃんガエル」という可愛らしい表現に対しても、多くの人が魅了されていました。
自然の中で生きることの大切さを訴える意見もあり、遠くから見守る姿勢が示されていました。
全体として、ダーウィンハナガエルの未来に希望を持ちながらも、自然環境の保護について考えるコメントが多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
ツボカビは東洋由来の真菌だろうと言われて居て特に中南米の両生類に大打撃を与えて居ました。
シフゾウ(四不像)を思い起こしますね。
現地での災厄が過ぎ去ったら、故郷に戻れるといいですね。
赤ちゃんガエルという響きの可愛いさよ。
自然が一番だよ。