シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が2023年1月の暗号資産取引高が180%増加し、過去最高を記録したことを発表。特にマイクロビットコインとマイクロイーサリアムの先物が大幅に増加し、新たな取引機会が期待される。
要約するとシカゴ・マーカンタイル取引所グループ(CME)は、2023年1月の暗号資産取引高が前年同月比で180%増加し、過去最高を記録したと発表しました。
具体的には、1日平均取引高(ADV)が19万8000枚、想定元本は136億ドル(約2兆1000億円)に達しました。
特に、マイクロビットコイン(BTC)先物は255%、マイクロイーサリアム(ETH)先物は223%の増加を見せており、これらのデータはCMEのプレスリリースに基づいています。
CMEは、ビットコインとイーサリアムのフルサイズ契約とマイクロサイズ契約を提供しており、マイクロ契約は各暗号資産のわずか10分の1のサイズで取引できるため、より精密なリスク管理が可能です。
また、CMEはこれらの契約に加えてオプションも提供しており、トレーダーは特定の日や価格で暗号資産先物を売買する権利を持つことができます。
これにより、より複雑な取引戦略の実行が可能となります。
1月の全体取引高は2570万枚に達し、CMEは今後も新たな金融商品を導入する計画を進めています。
特に、CMEはビットコイン金曜先物(BFF)のオプションを2月24日に導入する意向を示しており、これは規制当局の承認を待っている段階です。
このような動きは、暗号資産市場の活性化を示しており、トレーダーにとって新たな機会を提供するものと期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4ac6663a4a9089e39d750b9c2dd7df7bde43d2b9