北海道帯広市で観測史上最大の積雪、交通と物流に深刻な影響が出ています。
要約すると北海道帯広市で、観測史上最大の降雪量となる12時間で120センチを超える大雪が観測されました。
これは今シーズン最強で最長の寒波が日本列島を襲う中で発生したもので、特に日本海側を中心に各地で被害が出ています。
帯広市では、通常は雪が少ない地域でこれだけの積雪が見られるのは異例の事態です。
住民は朝5時から雪かきを始めるなど、生活に大きな影響が出ており、外に出ることが困難な状況が続いています。
大雪の原因は、上空の寒気ではなく、津軽海峡付近の低気圧と太平洋の海水温の高さによるもので、海から上昇した水蒸気が雪雲を発達させた結果、降雪量が増加したとされています。
さらに、物流にも影響が出ており、スーパーでは物資の輸送が滞り、食材が不足する事態が発生しています。
帯広市在住の住民は、雪かきに1時間を要した後、近くのスーパーに行ったものの、流通が止まっているためにほとんどの商品が売り切れ状態だったと語っています。
また、交通面でもトラブルが多発し、車両が立ち往生するケースが見受けられ、消防車もスタックするなどの状況が報告されています。
政府は、自衛隊の「ファスト・フォース」を24時間待機させ、状況を注視しています。
今後も大雪による被害が拡大する可能性があり、引き続き警戒が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/eb0e413e93b78f7c495361a7626f8265e351b7fd