南アフリカ大統領がイーロン・マスク氏と誤情報問題を協議。トランプ氏の主張を否定し、土地改革の現状を説明。
この会談は、南アフリカ大統領府によって明らかにされ、ラマポーザ氏は南アフリカの憲法に基づく法の支配、正義、公平、平等の重要性を強調した。
協議の前日、トランプ米大統領が南アフリカの白人農業従事者に対する不当な扱いについて言及し、同国への財政支援を停止する意向を示したことが背景にある。
トランプ氏は、南アフリカが土地接収を行い、特定の人々に対する扱いが悪いと主張し、完全な調査が行われるまで資金提供を停止する意向を表明した。
これに対し、ラマポーザ氏はトランプ氏の主張を否定し、南アフリカの土地改革の複雑さを指摘した。
南アフリカでは、アパルトヘイト政策の影響で、黒人や非白人が土地から排除されていた歴史があり、1994年に初の民主的選挙を経て憲法に土地の再配分や賠償に関する規定が盛り込まれた。
しかし、黒人の約80％が土地所有権を持たない現状では、失業や貧困が深刻な問題となっている。
ラマポーザ氏は最近、新法に署名し、一部のケースでは政府が補償なしで土地を収用できる方針を示した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b84050519ad5e6d6ab1d8fe9b968a4d9f090e8ed
南アフリカ大統領がイーロン・マスク氏と誤情報問題について協議したことに関連して、ネットのコメントでは多様な意見が交わされました。
特に、南アフリカにおける白人コミュニティの状況が注目され、アパルトヘイト廃止後の生活環境についての懸念が表明されていました。
コメントでは、白人が南アフリカに住みにくくなっているという意見や、マスク氏の母親が中国に移住したことを挙げる声もありました。
アパルトヘイトの歴史を知らない若者に対する指摘もあり、現地の人々の権利がどのように扱われてきたのかが問われました。
また、南アフリカの白人がトランプ氏やマスク氏に期待を寄せているとの見解もあり、白人至上主義が再浮上する懸念が示されました。
さらに、南アフリカの白人が他の旧植民地の白人とは異なる状況にあることや、治安の悪化に対する不安も語られていました。
全体として、南アフリカの社会的な課題や人種間の関係が複雑であることが浮き彫りになり、歴史的な背景を踏まえた議論が展開されていました。
ネットコメントを一部抜粋
イーロン・マスク氏が南アフリカの出身で、白人がアパルトヘイト廃止後に住みにくくなってると考えてる人も多いのかもしれない。
そもそもアフリカ大陸の所有権は現地の人ですよね。
南アフリカの白人はトランプ＆マスクに期待しているだろう。
抗議ではなく協議としか言えない。
白人を追い出した南アフリカは全面的に悪くなったでしょう。