北野武監督の新作『Broken Rage』が2月14日よりAmazon Prime Videoで配信開始。記者会見では、監督や常連俳優陣が撮影秘話を語り、実験的な内容に期待が寄せられました。
本作は2月14日からAmazon Prime Videoで世界独占配信される予定で、北野監督が監督、脚本、主演を務めています。
映画は「暴力映画におけるお笑い」をテーマにしており、約60分の作品を前半と後半に分け、前半はクライムアクション、後半はそのセルフパロディとしてコメディタッチで描かれています。
北野監督はこの作品を“実験映画”と称し、初めての配信作品に向けた試行錯誤を語りました。
監督は「エンターテインメント作品は作る環境によって大きく変わる」と振り返り、浅野忠信や大森南朋らもそれぞれの心境を明かしました。
浅野は、予想以上の出来栄えに期待を寄せつつ、現場でのハプニングに対する不安もあったと述べました。
大森は北野監督の作品に出演することの幸せや、撮影中の緊張感について語り、白竜や國本鍾建も監督への感謝を述べました。
ベネチア国際映画祭での上映について、北野監督は衝撃的な体験を語り、観客の反応が非常に良かったと振り返りました。
また、映画の尺については、配信向けに編集した結果短くなったと説明し、タイトル「Broken Rage」には過去のキャリアを壊す意味も込められていると語りました。
北野監督は、今後のエンタメの在り方についても考察し、実験的な作品である本作をぜひ観てほしいと締めくくりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bc2e6bedf9ebe41e85faef8e723dcdc18c3f28fd