KDDIは社長交代と2024年度第3四半期決算を発表。新社長に松田浩路氏が就任し、ローソンとの連携やスターリンクとのサービス展開を進める計画が明らかに。
要約するとKDDIは2024年度第3四半期決算を発表し、同時に社長交代を発表した。
新社長には常務CDOの松田浩路氏が就任し、現社長の髙橋誠氏は会長に就く。
KDDIの連結売上高は前年同期比2.3%増の4兆3,642億円、営業利益も2.0%増の8,646億円であり、主要事業の成長やローソンの好調な業績が寄与した。
通信事業ではARPUが増加し、総合ARPUも上昇傾向にある。
ローソンとの連携も進んでおり、ローソン全店の9割でpovoのデータトッピングを提供し、来店者数の増加に貢献している。
また、今後はローソンでpovoのeSIMを販売する計画もある。
さらに、スターリンクとの連携で、既存のauスマートフォンから利用できる衛星ネットワークサービスを春に200万台規模で開始する予定で、対象端末はAndroidとiPhoneを含む。
KDDIは高輪ゲートウェイ駅直結の新オフィスに移転し、AIデータセンターも建設予定で、NVIDIAの最新GPUを導入する。
松田氏は、AIを活用して新しい価値を創造することを目指し、デジタル化を推進していく考えを示している。
髙橋氏は約7年間の社長在任期間を振り返り、通信サービス品質の改善や5Gの構築に尽力した成果について語った。
彼は、通信がさまざまな分野と連携していく基盤を作ったと自負し、今後のKDDIの発展に期待を寄せている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3031cd524e57e68c4dff9f2e12725f010da3263c