商用EV充電効率化の新システム「サイクリックマルチ充電器」発表

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ニチコンが商用EV向けの効率的な充電システム「サイクリックマルチ充電器」を発表。複数台の同時充電が可能で、コスト削減とカーボンニュートラル実現に貢献。

要約するとニチコンは、運輸事業者向けに新たに開発した「サイクリックマルチ充電器」を発表しました。

この充電器は、複数台の商用電気自動車(EV)を効率的に充電することを目的としており、2023年2月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催される「SMART GRID EXPO 春 第17回 国際スマートグリッド展」で展示される予定です。

近年、2050年に向けたカーボンニュートラルの実現が求められる中、商用EVの導入が重要な課題となっています。

日本政府は2030年までに新車販売の電動車および脱炭素燃料車を100%にする方針を掲げており、商用車のEV化を進めるためのインフラ整備が急務とされています。

このサイクリックマルチ充電器は、最大90kWの出力で、最大6台のEVに同時に充電が可能です。

充電電力のピークを抑える設計となっており、複数のEVを同時に充電しても最大充電電力が一定に保たれるため、受電設備投資や電気基本料金を抑制できます。

また、セパレート構造を採用しているため、設置自由度が高く、駐車スペースを有効活用できるスリムなデザインが特徴です。

さらに、CMC用サーバによる充電管理機能を搭載しており、各車両の充電を効率的に制御できます。

カード認証によって車両ごとの充電管理も簡単に行えるため、運輸事業者は商用EVの導入コストや運用コストを削減しつつ、効率的な充電管理を実現できるのです。

ニチコンはこの新システムを通じて、商用車のEV化を促進し、カーボンニュートラルの実現に寄与することを目指しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f7e7050b644f5c22118b90eaf15255f5542dd622

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