エルフEVの電動冷凍冷蔵車が省エネ大賞を受賞。年間エネルギー消費を21.3％削減し、環境負荷低減に寄与。
要約するといすゞ自動車と三菱重工サーマルシステムズが共同開発したエルフEVの電動冷凍冷蔵車が、2024年度の省エネ大賞を受賞した。
この受賞は、同車が年間平均エネルギー消費を従来の冷凍冷蔵車と比べて21.3％削減できることが評価された結果である。
省エネ大賞は、省エネルギーに関する優れた取り組みや製品を表彰するもので、エルフEVは製品・ビジネスモデル部門の輸送分野で「資源エネルギー庁長官賞」を受けた。
エルフEVは、電気小型トラックであり、その駆動用バッテリーを電源として利用する電動式輸送用冷凍ユニット「TEJ35AM」との組み合わせにより、商品の温度管理を向上させつつ、環境負荷を低減し、ユーザーの作業負荷も軽減することに成功した。
特に、食品の輸送において冷凍冷蔵車は重要な役割を果たしており、コンビニ業界などでは環境負荷の低減が求められている。
エルフEV+TEJ35AMは、遠隔監視機能を備えたコネクテッドソリューションを提供し、効率的な運用が可能である。
この車両は、年間平均CO2排出量を46.1％、エネルギー費用を42.2％それぞれ削減することができ、脱炭素推進にも寄与している。
このように、エルフEVの電動冷凍冷蔵車は、省エネ技術を駆使し、持続可能な輸送手段としての可能性を示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/77fb3276681fcd67f51f38a67191d3b53c23ef73