トヨタの新型LNG燃料船公開、環境対応の新たな一歩

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トヨタの新型LNG燃料船「TRANS HARMONY GREEN」が名古屋港で公開。環境対応のフラッグシップとして、2050年のカーボンニュートラルを目指す。約3000台の車両を積載可能で、EV車の安全対策も施されています。

要約するとトヨタグループのトヨフジ海運が新たに導入したLNG(液化天然ガス)燃料のRORO船「TRANS HARMONY GREEN」が、名古屋港ガーデン埠頭で公開されました。

この船は、2050年のカーボンニュートラルを目指すトヨフジ海運にとって初めてのLNG燃料船であり、環境対応のフラッグシップとして位置づけられています。

全長195m、全幅30.6m、総トン数4万9264トンの「TRANS HARMONY GREEN」は、トヨタクラウン換算で約3000台を積載可能で、アジアの主要港を結ぶ定期航路で運行されます。

鈴木省三常務は、この船が新燃料を導入するスタートラインであり、環境と人に調和した船として建造されたと強調しています。

また、EV車の搭載を考慮し、車両甲板には火災防止のためのカメラが設置されています。

2025年7月には2番船「TRANS HARMONY EMERALD」が就航予定で、トヨフジ海運は今後も新たな環境対応策を進めていく方針です。

この新型船は、トヨタ自動車をはじめとする完成車の輸送を担い、東南アジア航路での重要な役割を果たすことが期待されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b486f9077897cae7f7197bd0d5b0d8d40239f325

ネットのコメント

トヨタが新型LNG燃料船を公開したことに対し、多くのコメントが寄せられました。

コメントの中には、LNG燃料タンクの容積が重油燃料タンクの約2倍であるため、貨物区画の減少が予想され、結果的にCO2排出量が増加する可能性を懸念する意見がありました。

また、LNG燃料は主に環境規制が厳しい地域で使用されるが、他の海域では重油が主流であることから、経済的な観点からも課題があると指摘されていました。

さらに、トヨタが環境対策を進める一方で、新造船のコストが海運会社にとって負担になる可能性も考慮されていました。

一方で、トヨタの取り組みを評価する声も多く、特に自動車業界の中でのリーダーシップを称賛するコメントがありました。

トヨタが実際に行動を起こしていることを評価し、他社との違いを指摘する意見も見受けられました。

さらに、トヨタが水素技術に実績があることから、安全性に対する信頼感も表明されていました。

全体として、トヨタの新型燃料船公開は、環境対応の新たな一歩として注目されているものの、経済性や効率性に関する懸念も同時に存在しているという多面的な意見が集まっていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 比重の差で、LNG燃料タンクは重油燃料タンクの2倍近い容積を必要とする。

  • LNG燃料を使用するのは特に環境規制の厳しい北米、欧州、地中海がメインである。

  • やはり口先ではなく実際やってることではトヨタが老舗自動車企業で一番。

  • 船の燃料にするほど大量のメタノールって、恐ろしいですが。

  • なんやかんや言われながらもトヨタはカーボンニュートラルの世界のために頑張ってる。

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