トヨタの2024年4―12月期決算は営業利益が13.2%減も過去2番目の高水準。HV販売の好調が業績を支え、原価改善により利益を確保。
日本国内での認証問題やリコールの影響で生産量が減少したが、10月以降の生産回復や原価改善が業績を支えた要因となっている。
特に、トヨタとレクサスのハイブリッド車(HV)の販売が好調で、電動車全体の販売台数は前年同期比で9.4ポイント増加し、全販売台数の45.3%を占めた。
HVの販売台数は328万9000台に達し、収益力もガソリン車と同等であった。
原価改善努力は2200億円の増益要因となり、為替変動の影響も4900億円を上乗せした。
一方で、生産停止による減益要因は1650億円、資材高騰などで1500億円となった。
宮崎副社長は、従業員や仕入れ先、販売店の協力による改善活動の成果を強調し、今後は品質の再点検や次の変革に向けた準備期間と位置付けている。
年間8300億円の投資を計画し、競争力を高めるための改革を進める方針だ。
また、「もっといいクルマづくり」を通じて商品力を維持し、価格改定やサービスの充実を図ることで、バリューチェーンの拡大を目指している。
北米では商用車のカスタム用品の販売が増加し、欧州ではメンテナンスサービスのニーズを捉えるなど、成功事例の共有を進めている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8353dbecfe91eaa097b21482652155515e135c87
トヨタの2024年決算に関するコメントでは、ハイブリッド車(HV)の好調さが強調され、営業利益が過去2番目の高水準に達したことが評価されていました。
しかし一方で、他の自動車メーカーとの競争が激化していることや、日本自動車業界全体の厳しい状況が懸念されていました。
特に、テスラとの技術的な差や市場シェアの減少に対する不安が表明されており、トヨタが直面する課題についての意見が多く見受けられました。
また、日野の賠償問題が影響を及ぼしていることや、部品系の大手中堅企業の業績が悪化していることも指摘されていました。
さらに、株主からは配当金の増加を期待する声もあり、トヨタの経営に対する応援の意見もありました。
全体として、トヨタの業績には一定の評価がありつつも、今後の競争環境や技術革新に対する不安が強く表れていたのです。
ネットコメントを一部抜粋
ちょっと利益率が前年を割っただけで鬼の首を取ったように大喜びの日本人。
日野の賠償問題で3000億円近くやられているからトヨタ本体自体は昨年とほぼ同じくらいなんだよな。
パワートレインのコスト改善を重ねて5世代。
バッテリーを25年も保証してまで耐えた甲斐がある。
もっと配当金出せるよう頑張ってほしい。