トヨタの進化型「GRカローラ」が大阪オートメッセで初公開。旋回性能や加速性能が向上し、冷却性能も強化された注目のモデル。
要約すると2025年2月7日から9日に開催される「大阪オートメッセ2025」において、トヨタの進化型「GRカローラ」が日本仕様として初公開される。
このモデルは、スーパー耐久シリーズなどのモータースポーツで得た経験を活かし、高速コーナーでの旋回性能や加速性能、冷却性能を大幅に改良している。
特に、高速コーナーでの旋回性能は、前後のショックアブソーバーにリバウンド側で作動するスプリングを内蔵し、車両姿勢や内輪の接地荷重特性を改善。
リアアクスルのトレーリングアーム取付点を上げることで加速時のリアの沈み込みを低減し、旋回時のリヤタイヤの接地性を向上させる工夫がなされている。
加速性能の向上については、中速域のエンジントルクを30Nm増加させ、最大トルクを400Nmに引き上げた。
新開発の8速AT「GR-DAT」は、運転状況を先読みし、プロドライバーのようなシフト操作を実現。
これにより、Dレンジのままでもスポーティな走りが楽しめるようになっている。
冷却性能も強化され、バンパー開口部の拡大やサブラジエーターの搭載、空気のスムーズな排出を実現するための構造が採用されている。
さらに、ABS作動時の安定した制動力を確保するためのモニタリング機能や、締結剛性の高いボルトの使用によるダイレクト感や応答性の向上も盛り込まれている。
このように、進化型「GRカローラ」は、走行性能の向上を目指した多くの技術的改良が施されており、モータースポーツファンにとって注目のモデルとなることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/17381ab9fb7e2ee388528f2b49ab3872547b783c