韓国の調査で、会社員の35.9%が職場でのいじめやパワハラを経験。自害を考えた人も22.8%に達し、深刻な問題が浮き彫りに。
要約すると韓国の調査によると、会社員の約3人に1人が職場でのいじめやパワハラを経験していることが明らかになった。
この調査は「職場パワハラ119」が実施したもので、昨年12月に全国の19歳以上の会社員1,000人を対象に行われた。
結果として、35.9%の回答者がこの1年間に職場内でのいじめやパワハラを経験したと答え、前年の調査結果から5.4%ポイントの増加が見られた。
正規職よりも非正規職、事務職よりも非事務職の方がパワハラを受ける傾向が強いことも示された。
具体的ないじめの内容としては、侮辱や名誉毀損が23.5%、不当な指示が19.6%、暴行や暴言が19.1%と報告されている。
対応策としては、51.3%が「がまんする、知らないふりをする」と答え、23.7%が「会社をやめた」と回答した。
抗議をしたという人は30.1%、会社や労働組合に申告した人は12.8%、関連機関に申告した人は5.0%だった。
職場でのいじめやパワハラが「深刻」と感じる人の割合は54.0%に達し、自害や死を考えたことがあるという人も22.8%に上昇した。
労務士のキム・ユギョン氏は、被害者が増加していることや、法的な救済措置が不十分である点を指摘している。
この調査はオンライン方式で行われ、誤差範囲は95%の信頼水準で±3.1%ポイントとなっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0c95230868a6ea8c3a3c95dc1e44dd5f318b7eaa