小清水町の新役場「ワタシノ」が目指すフェーズフリーな地域づくり

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北海道・小清水町に新たに完成した役場「ワタシノ」は、日常と非常時を問わず利用できる日本初の“フェーズフリー”施設です。地域の絆を強め、災害時には避難所として機能することを目指しています。

要約すると北海道・小清水町に新しく完成した役場「ワタシノ」は、日常時と非常時を問わず利用できる日本初の“フェーズフリー”の施設として注目を集めています。

この新庁舎は、地域の人々が普段から訪れやすい環境を整えつつ、災害時には避難所や防災拠点としての機能も果たすことを目指しています。

具体的には、ダンススタジオがけが人の受け入れスペースに変わり、カフェスペースが炊き出しの場に変貌するなど、柔軟な利用が可能です。

小清水町は人口約4500人の町で、過疎化が進む中、地域の絆を強めるために、住民が普段から親しめる施設を作ることが重要とされています。

役場内にはカフェや最新のランドリー設備、さらにはフィットネスジムも併設されており、これにより住民の利用促進が図られています。

企画を担当した乃村工藝社の大橋隆太プランナーは「共助」をテーマにし、多くの人が関われる場所づくりを重視したと述べています。

また、役場の完成後には初の防災訓練が行われ、地震による停電や断水を想定し、職員が避難スペースを確保するなどの準備が整えられました。

訓練には約200人が参加し、住民同士の交流を深める機会ともなりました。

町長の久保弘志氏は「普段から利用されている場所でなければ、災害時に来てもらえない」と語り、地域に根ざした役場の重要性を強調しました。

このように、日常と非常時を融合させた新たな町づくりのモデルとして、小清水町の取り組みは全国的に広がる可能性を秘めています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8f20b287f2be798994616ce941e6cd40fa1ac771

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