2025年版首都圏「住みたい街ランキング」で「葛西」が1位に。都心回帰と郊外化の二極化が進む中、「ずらし駅」が人気を集めています。
これにより、4年連続で1位だった「本厚木」は2位に後退し、3位には「大宮」、4位には「北千住」、5位には「八王子」がランクインしました。
一方、「買って住みたい街」では「勝どき」が6年連続で1位を維持し、続いて「八王子」、「大宮」、「後楽園」、「本厚木」が続きます。
中山登志朗氏は、コロナ後に人々が都心に戻る傾向が見られると指摘し、特に葛西駅周辺は都心へのアクセスが良く、家賃が比較的安いことからコストパフォーマンスが高いと評価されています。
「本厚木」はファミリー層に人気があり、テレワークの影響も受けているため、買い物の需要が高いことが反映されています。
また、「買って住みたい街」に関しては、郊外化と都心回帰が進んでいることが示され、二極化が進行中です。
長嶋修氏とのトークセッションでは、葛西駅の賃貸物件の手頃さが社宅の影響によるものであることが指摘され、さらに「飛ばし駅」と「ずらし駅」の人気が高まっていることも強調されました。
急上昇ランキングでは、ターミナル駅を避け、各駅停車しか止まらない駅が注目されており、日暮里や菊川などの駅がその例として挙げられました。
これらの傾向は、賃料が安く、利便性が高い地域への移住希望が高まっていることを示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5fa97f9788d388f94653d589eb6808ac272dc9fc
コメントは、葛西が2025年版住みたい街ランキングで1位になったことに対する多様な反応を示していました。
多くのコメント者は、ターミナル駅の便利さについて言及しつつも、実際には普段の生活で多くの路線を利用する人は少ないのではないかと考えていました。
特に、各駅の地価や賃料、都心への通勤時間が異なるため、どの層にとって住みたい街なのかがわかりにくいという意見も多く見受けられました。
さらに、ランキングが示す「住みたい街」が実際には庶民には手が届かない高価格帯の街が多く、身の丈に合った選択が難しいという声がありました。
住みたい街の選定が「買う」と「借りる」で変わることから、ランキングの基準自体に疑問を持つコメントもありました。
また、東京23区の地価高騰や、ターミナル駅の住環境の悪さについても意見が寄せられ、住む場所としては不向きだと感じる人が多かったようです。
最後に、地方都市の方が良いという意見や、勝どきが1位であることに驚く声もあり、全体として経済的な側面や住環境に注目した意見が多く集まっていました。
ネットコメントを一部抜粋
ターミナル駅は多数の路線が乗り入れていて便利だが、普段の生活の中でそんなにたくさんの路線を色々と利用する人は稀だろうしな。
それぞれの駅が地価も賃料も、さらには都心への通勤時間もばらばらすぎて、どういう層にとって住みたい街か掴みづらいのだが。
住みたい街が買うのと借りるので変わるって時点で、それは「住みたい街」じゃなくて転売出来そうとかそういう別の話かと。
東京23区は高騰しすぎて値段が高過ぎる。
また大宮みたいなターミナル駅は駅中が広くて駅徒歩○分以外に余計な時間がかかるよ。
家賃とか混雑度とか治安とか考えても、正直ターミナルは住む場所じゃないよな。