Anduril IndustriesがMicrosoftと提携し、米陸軍のIVASプロジェクトに参加。HMDを用いて兵士の脅威検出能力を強化する計画。
要約すると米Oculus VRの共同創業者であるパルマー・ラッキー氏が設立した軍需企業Anduril Industriesは、米Microsoftと提携し、米陸軍の統合視覚増強システム(IVAS)プロジェクトにHMD(ヘッドマウントディスプレイ)で参加することを発表しました。
このプロジェクトは、2018年にMicrosoftが米陸軍から獲得したもので、当初は製造中止となったHoloLensヘッドセットを基にしています。
IVASは、兵士が装着することで、周囲の脅威をリアルタイムで検出し、追跡し、対応する能力を大幅に強化することを目的としています。
Andurilの「Lattice」プラットフォームがIVASのハードウェアとソフトウェアに統合されることで、プロジェクトの効果を改善していく計画です。
ラッキー氏はこの提携について、陸軍の重要なプログラムの一つであり、適切なデータを適切なタイミングで提供することが目的であると述べています。
一方、Microsoftの複合現実担当コーポレートバイスプレジデントのロビン・セイラー氏も、Andurilとの協力によってIVASが米国兵士に与える影響を拡大できると期待を寄せています。
ただし、今回の契約はまだ国防総省の承認を得ていない状況です。
これにより、今後のハードウェアとソフトウェアの開発、製造、納品スケジュールがどのように進展するかが注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e1fad0dd348b4beb9f8cd26a0de8585ea34199d8